地中美術館 - Chichu Art Museum - を知る


▽地中美術館 - Chichu Art Museum -

 地中美術館はベネッセハウスと違って建築物自体が芸術品だというカテゴリーなので、
地中美術館に向かう上り坂の途中にあるチケットセンターでカメラ類を全て預ける規則です。
携帯電話もカメラ機能での撮影や途中で鳴ったりするのを防ぐために預けてください。
たまには手ぶらで何かを観るってものいいものですよ☆

 10人以上で行く場合は予約をして行ってください。
『ジェームズ・タレル【オープン・スカイ】ナイト・プログラム』は予約が必ず必要になります。
地中美術館では敷地内でのビデオ・写真の撮影、模写全て禁止です。
目に胸に思い出に焼き付けて帰りましょう。
入館者数が多い日は整理券を配布して入館規制をしています。

開館時間 10:00-18:00(入館は17:00まで)3月1日-9月30日
 10:00-17:00(入館は16:00まで)10月1日-2月末
休館日 毎週月曜日および12月30日-1月3日
  ※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
  ※4月29日-5月5日、7月20日は開館
鑑賞料 一般2,000円(15歳以下無料 昔は1,000円必要だったはず)
  ※年間パスポート10,000円
郵便番号 761-3110
所在地 香川県香川郡直島町3449-1
代表電話 087-892-3755
FAX 087-840-8285
敷地面積 9990u
建築面積 34.98u
延床面積 2573.48u
構造・規模 鉄筋コンクリート造、地下3階
美術館運営 財団法人 直島福武美術館財団
設計 安藤 忠雄 (Tadao Ando)
名誉館長 福武 信子
館長、総合プロデューサー 福武 總一郎
館長代理、総合ディレクター 北川 フラム
ロゴデザイン 祖父江 慎
ユニフォームディレクション 大久保篤志
ユニフォームデザイン 信國 大志
展示作品 クロード・モネ【睡蓮】
 クロード・モネ【睡蓮 草の茂み】
 クロード・モネ【睡蓮 柳の反映】
 クロード・モネ【睡蓮の池】
 クロード・モネ【睡蓮の池】
 ウォルター・デ・マリア【タイム/タイムレス/ノー・タイム】
 ジェームズ・タレル【アフラム、ペール・ブルー】
 ジェームズ・タレル【オープン・フィールド】
 ジェームズ・タレル【オープン・スカイ】

 写真が使えないのでここでは言葉だけで順を追って地中美術館を説明していきます。
美術館は身体で感じるモノが全てなので、興味が湧いた方はぜひ友達や家族を誘って一緒に身体で感じて来てください。何度行っても新鮮な場所です。

 地中美術館は朝一番の船に乗って直島に来て、一日中使ってゆっくりできる美術館です。
言い換えると、直島全部をゆっくり見て回ろうと思うと一日ではぜんぜん足りません。
今回はここを楽しもう。次回はあそこを楽しもう。って具合のゆっくりとした計画がおススメです。

【地中プログラム】

 ●地中トーク
     「瀬戸内」をテーマとした講演

 ●プライベートツアー
      美術館、庭園、ストア、カフェをより深く楽しむための完全予約制ギャラリーツアー

所要時間 約1時間
定員 1グループ10名までで最大2グループ
参加費 通常の鑑賞料(人数分)+1グループにつき4,000円
実施日 混雑しない平日
開始時間 10:00〜 11:30〜 13:00〜 14:30〜 16:00〜
予約方法 オンラインでの申し込み
問い合わせ 地中美術館受付(TEL087-892-3755/FAX087-840-8285)

 ●地中スクール(地中キッズインミュージアム)
      学校と連携しながら実施する、小・中学生を対象としたギャラリーツアー

所要時間 約1時間
定員 1グループ10名までで最大2グループ
 ※クラス・学年単位での申し込み
参加費 無料
予約方法 オンラインorFAXでの申し込み
 ※希望開催日の2カ月前までの申し込み
問い合わせ 地中美術館学芸課(TEL087-892-3755/FAX087-840-8285)

 ●地中スクール(ティーチャーズプログラム)
      学校と連携しながら実施する、先生たちを対象としたギャラリーツアー

所要時間 約1時間
定員 1グループ10名までで最大2グループ
 ※クラス・学年単位での申し込み
参加費 無料(別途入館料が必要)
予約方法 オンラインorFAXでの申し込み
 ※希望開催日の2カ月前までの申し込み
問い合わせ 地中美術館学芸課(TEL087-892-3755/FAX087-840-8285)

【地中の庭】

 クロード・モネが愛した植物でできた庭。クロード・モネ自身が造った庭園をもとに、モネの作品や資料から選んだ約150種類の草花と約40種類の樹木でできた庭を歩いくことができる。

【エントランス】

 チケットセンターから地中の庭を登ると有機的な自然のなかに安藤忠雄の打ち放しコンクリートがたたずんでいて、その無機質と言われがちだけどどこか表情豊かな壁にポッカリと薄暗い穴が開いている。

【四角コートヤード】

 エントランスの薄暗い穴をくぐり抜け、外とは隔離された暗い通路も抜けると四方をANDO建築の骨頂ともいえる打ち放しコンクリート壁に囲まれた中庭に出る。文字通り庭が真ん中にあって、どこにワープしたのかと思う。

【傾斜する通路】

 先に歩を進めると壁面の傾斜によって日常の感覚を狂わされる通路を通る。この時点で非日常に対する興奮が治まらず、この先で出会えるであろう作品への期待が溢れる。

【三角コートヤード】

 さらに非日常的な傾斜壁や鋭角通路、歩く速度が速くなるスロープ、期待感を絶頂にしてくれるスリットにメロメロ。

【ウォルター・デ・マリア室】

 厳密な寸法と共に空間を提示して、その中に直径2.2mの宇宙全体を考えることを促す球体と27体の金箔を施した木が配置してある。この部屋は東西に向いているために日の出から日没の間、作品の表情が刻々と変化する。この部屋に入ると全て違うカタチをした存在に囲まれた個人(自分自身)を見つけることができ、漆黒の球体と対峙することになる。

【ジェームズ・タレル室】

 光そのものをアートとして提示するジェームズ・タレルの作品はそれを正確に体験するためのスペースを伴うもので、形態やサイズは本人が設計している。あなたが今、見えてる壁は本当にそこに存在していますか?

【クロード・モネ室】

 地中に潜ったはずなのに自然光のみでモネの絵画5点を鑑賞することができます。

【地中カフェ】

 ここは岡山市にあるレストラン・レオーニの直営店で地中美術館ならではのオリジナルメニューを楽しむことができる。

【地中ストア】

 地中美術館刊行書籍、所蔵作家関連書籍、オリジナルポストカード、Tシャツ、関連アーティストグッズなどを販売してます。(※問い合わせ TEL087-892-3755/FAX087-840-8285)