家プロジェクト - Ie Project - を知る


▽家プロジェクト - Ie Project -

 家プロジェクトはアートプロジェクトとしての【角屋】(宮島達男)【南寺】(ジェームズ・タレル)【きんざ】(内藤礼)【護王神社】(杉本博司)【石橋】(千住博)【碁会所】(須田悦弘)【はいしゃ】(大竹伸朗)の7棟とベネッセアートサイト直島でアートプロジェクトを手掛けた作家や建築家の書籍や資料、オリジナルグッズ、家プロジェクトのガイドやインフォメーションをしている【本村ラウンジ&アーカイブ】(sanaa建築設計事務所)があります。

 家プロジェクトは島内の本村地区を中心に展開されている常設のアートプロジェクト。空家になった民家の空間と時間、記憶、生活を包括しながらそれぞれのアーティストが作品化したもので、住民の方々の受け入れ(挨拶、道案内、作品の管理、トイレの貸します・・・)によって生まれる来訪者(観客)とのコミュニケーションがあって初めて完成する直島を代表するプロジェクトです。

 ちなみに、【きんざ】とはこの家の屋号のことで、屋号とは昔のあだ名のようなもの。「○○左衛門」の名前を「○○ざ」と略して呼んでらしく、例えば「長左衛門」なら「ちょうざ」、「金左衛門」なら「きんざ」。直島町役場にいけば屋号マップという地図ももらえるんですよ。

       ※【きんざ】のみ予約と別途500円が必要です。
       ※護王神社の本殿と拝殿、隨神門についてはいつでも誰でも自由に見学、参拝できます。
       ※内部の写真撮影・ビデオ撮影、手で触れるのは禁止です。

【角屋】【南寺】【護王神社】【石橋】【碁会所】【はいしゃ】
開館時間 10:00-16:30
休館日 毎週月曜日
  ※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
鑑賞料金 共通チケット1,000円(15歳以下無料)
 ワンサイトチケット400円(15歳以下無料)
チケット
取り扱い場所
 ベネッセハウス
 本村ラウンジ&アーカイブ
 直島町観光案内所(海の駅なおしま内)
 植田たばこ店
 カフェまるやほか
【きんざ】
開館日 金曜日、土曜日、日曜日、祝日
開館時間 11:00-13:00、14:00-16:30
鑑賞方法 1人ずつ入館して15分間まで鑑賞できます
鑑賞料金 500円(他の家プロジェクトとは別です)
予約方法 オンライン(鑑賞の前日まで)
 FAXでも可能(鑑賞の2日前まで)
FAX 087-892-2259(※確認のFAXが当日必要になります。)
予約当日1 予約時間の10分前までに本村ラウンジ&アーカイブで
 「予約確認書(メールもしくはFAX)」を提示して
 鑑賞料金を払って鑑賞チケットをもらってください。
予約当日2 【きんざ】でスタッフに鑑賞チケットを提示します。
 鑑賞開始時刻を15分以上過ぎると無効になります。
子供の鑑賞について 子供も1名分の予約と鑑賞料金が必要になります。
 小学生以下の場合、スタッフが同伴します。

 ●本村ラウンジ&アーカイブ

開館時間 10:00-16:30
休館日 毎週月曜日
  ※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
設計 SANAA

 ●家プロジェクトガイドツアー
      開始5分前までに【本村ラウンジ&アーカイブ】に集合(事前予約不要です)

日時 土曜日、日曜日、祝日の12:00-14:00
料金 1人につき500円(チケット代1,000円が別途必要)
内容 【きんざ】を除く6軒の家プロジェクトを巡るツアー
店員 最大16名
予約 不要

 ●家プロジェクト 展示作品・作家・材料一覧

作品名材料
【角屋】 宮島達男
『Sea of Time '98(時の海)』1998年 角屋の家屋、LEDカウンター、FRP製のプール、水
『Naoshima's Counter Window』1998年 角屋の家屋、液晶カウンター
『Changing Landscape』1999年 鉛筆、アクリル、岡本豊彦の画
【南寺】 ジェームズ・タレル
『Backside of the Moon』1999年 蛍光管、タングステンライト、木、白ペイント
【きんざ】 内藤礼
『このことを』2001年 土、木、石、ガラス、竹、瓦、鏡、糸、ビーズ、ステンレス・スティール、
 アルミニウム、プラスチック、貝
【護王神社】 杉本博司
『Appropriate Proportion』2002年 木、石、光学ガラス、コンクリート
【石橋】 千住博
『ザ・フォールズ』2006年 雲肌麻紙、アクリル絵具(ラスコー)
『空(くう)の庭』2009年 雲肌麻紙に岩絵具天然群青真黒焼、銅泥、墨
【碁会所】 須田悦弘
『椿』2006年 朴の木に彩色
【はいしゃ】 大竹伸朗
『舌上夢/ボッコン覗』2006年 −