まだまだある直島の見どころ を知る


▽まだまだある直島の見どころ を知る

 直島の魅力はなにも地中美術館やベネッセハウス、屋外作品だけではありません。
直島に住む人たちのあたたかい心遣いや気持ちがあってこその直島です!!
まだまだある直島の見どころの一部を紹介します。

 世界的にも有名になった香川県の小さなアート島、直島。
世界中のいろんなアーティストの作品が島内のあちらこちらで見られるし、狭い地域のなかで日本を代表する多くの建築家の建築に肌で触れることのできる、とっても珍しい島。でも、アート作品や建築だけを観てまわるだけじゃぁもったいない。『瀬戸内の自然の中の作品のすぐ隣で静かに日常生活をしている人たちがいて、それをマナー良く観にくる観光客がいる。アートを観に来る人と現地で生活してる人をつなぐのがそこにあるアート作品。』その状況が元来、直島をアートの島にするベネッセの思い。アートは遠くから観賞したり保存したりするための非日常のモノばかりではないはず。生活と共に風化するモノもあれば生まれ変わるモノもあるし、新しく作り出されるモノもある。それは藝術・美術だけが先行しても成り立たないだろうし、日常のアートという観点からすると直島は新しい領域を作りだしたのかもしれない。


【直島八十八カ所】

 直島の中には、88体の小さな石仏が点在している。第1番札所は本村地区の直島で1番大きなお寺・極楽寺。ゆっくりと直島を観てまわる時間のある人は写真を撮りながら地元の人と話をしながら探してみてはいかがでしょう。

【007「赤い刺青の男」記念館】 ・・・ 連絡先:087-892-2299

 小説「007赤い刺青の男」に直島が登場する。内容としては、G8サミットが直島で開催されてジェームス・ボンドが活躍するというもの。そして、その映画化されていない小説を記念してつくられたのが、この『007「赤い刺青の男」記念館』。007シリーズにまつわるいろいろな資料が展示されている。また、入場料は無料で映画誘致のための有志による活動も行われている。この記念館の場所は直島の玄関口宮ノ浦港から徒歩で北へ5分のところ。

【直島つり公園】 ・・・ 連絡先:087-892-2891

 釣り用の桟橋やいかだなどがある。直島で釣れる魚は季節によって違うけれど、メバルやカサゴ、チヌ、タイ・・・。基本料金は、大人1,500円、子供600円。

【傾斜する通路】

 先に歩を進めると壁面の傾斜によって日常の感覚を狂わされる通路を通る。この時点で非日常に対する興奮が治まらず、この先で出会えるであろう作品への期待が溢れる。

【直島ののれん】

 直島町本村地区の家には手染めののれんを掛けている家がいくつかある。これは2001年秋に開催された「THE STANDARD スタンダード」展の際の加納容子の作品「のれん2001」の一部。14軒の家の協力を得て、彼女が各戸ひとつひとつを取材し、屋号の由来や作家がそれぞれの家から受けた印象や会話から発想した絵柄・色のれんをつくって、それぞれの家に預けて会期中に掛けてもらっていたもの。のれんは会期後、それぞれの家に贈られて、それをいまだに掛けて雰囲気を残してくれているんです。

【直島のトイレ貸します】

 直島町本村地区でトイレに行きたくなったら、「ご来島の方でお手洗いにお困りの方にお貸しいたします。声をかけてください。」と書いてある木の札を探してみましょう。ご厚意で自宅のトイレを貸してくれます。マナーはきちんと守りましょうね。また、その他で本村地区で利用可能なトイレは、角屋、南寺、直島町役場、東部公民館、本村港、本村ラウンジ&アーカイブにあります。

【直島女文学】 ・・・ 連絡先:087-892-2882

 江戸時代、天領の地だった直島は、古くから芸能が盛んに行われていて、「直島女文楽」はその代表的なもので、八十八夜の鯛網の頃、網元が淡路島から文楽の一座を招致、琴弾地の浜で興行したことに端を発します。今のように人形の使い手が女性だけになったのは、昭和23年になってから。一度は下火になりかけていた文楽熱を女性3人の手により再興。昭和34年、県無形文化財となり今日まで受け継がれています。海の駅なおしまの野外作品にもこの女文学がモチーフになった作品があるんですよ。

【エコアイランドなおしまプラン】

 現在処理が課題となっている廃棄物について新たなリサイクルシステムを構築する環境産業を育成し、雇用を創出するとともに、住民主体の環境調和型まちづくりや積極的に見学者の受け入れ、循環型社会のモデル地域をここ直島で形成しようという試みのこと。

【三菱マテリアルPLANTツアー】 ・・・ 連絡先:087-892-2299

 直島を代表する企業、三菱マテリアル(株)直島製錬所。ここでは、銅をはじめ金や銀などが生産されており、その量は国内トップクラスを誇ります。PLANTツアーではその主要な工場施設を見学することができます。お土産に金なんていかがですかぁ。要予約。

【なおしまスラグ陶芸体験工房】 ・・・ 連絡先:087-892-2299

 香川県直島環境センターでは、豊島産業廃棄物などの焼却・溶融処理の過程でスラグができます。直島では、このスラグを混ぜた粘土で器やアクセサリー作りが楽しめる陶芸体験工房を整備てあります。

【直島の特産品・お土産品】

 直島銘菓(あかがね饅頭、恋わすれ貝、直島女文楽)、ファインゴールドカード(Fine Gold Card)、純金箔入り本格米焼酎(〜金の生まれる島〜直島)、直島のステッカー付き袋、直島産のしおのり、直島特産のおやじの海が生んだ味付けのり、金箔入り岩海苔佃煮のおやじの海、金の名刺、ゴールドカレンダー(テレカサイズ、純度99.9%の純金製)、直島の米などなど。

【直島での落し物・忘れ物】 ・・・ 連絡先:087-892-2299

 直島へ観光で行く人が増えるとおのずと落し物・忘れ物が増えます。遠方から来る人も増え、また、普通の人なら直島は年に何回も行く機会はありません。・・・そんな人が直島に落し物・忘れ物をしたら大変。直島ではインターネットで落し物・忘れ物を公開しています。電話でも対応してくれますよ。忘れないように。落とさないようにね。