パークに泊まる - Benesse House Hotel Park - を知る


▽パークに泊まる - Benesse House Hotel Park -

 直島がここまでアートと生活が融合されていて世界的にも有名な島になっている要因のひとつとしてあげられるのが、ベネッセハウス(美術館)にホテルが併設されているということ。

 家プロジェクトを堪能しようと思う人は直島の民宿や旅館に泊まられるのをおススメしていて、
ベネッセハウスを堪能しようと思う人はベネッセハウスホテルに宿泊されるのをおススメしています。
ベネッセハウスで宿泊できる施設はミュージアム、オーバル、パーク、ビーチの4つ。

 ここではその内、比較的低価格とされるホテル パークを取り上げます。
目の前には広大な芝生の緑が広がり、点在する屋外作品と穏やかな瀬戸内海も一望できる宿泊施設。2006年5月にオープン。もちろん、ここも建築家・安藤忠雄さんの設計。パークにはオーバルにはないコンクリートと木のコントラストがあり、シャープな直線が印象的。ここパークは安藤忠雄さんには珍しい木造建築。宿泊施設パークの周辺には瀬戸内海を一望できるテラスレストランやパークラウンジ(昼はカフェ、夜はパー)、ベネッセハウススパ(ストーンセラピーやアロマセラピーなど)、ベネッセハウスショップ、予約制パークホールがある。パークからテラスレストランへと続く通路には須田悦弘さんの小さな作品が置かれているので、自然と生活の一部にアートが流れている。また、杉本博司さんや草間彌生さんらの作品もゆっくりと鑑賞することができる。

 ▼【ベネッセハウス ホテル パーク】▼

Park パーク
in15:00out11:00tel087-892-2030
アメニティ常備品タオル類、ナイトウェア、バスローブ、歯ブラシ、カミソリ、シャンプー、石鹸類、ドライヤー、冷蔵庫、金庫、CDプレーヤー/CD
貸出品アイロン、テレビ(フロントにお尋ねください)
ご利用にあたって●ベネッセハウスにご宿泊の方はベネッセハウスミュージアム鑑賞料金は無料です。(22:00まで見学可能)
●ベネッセハウスは全館禁煙です。
●0〜2歳の子供はご利用人数に含まれません。(添い寝が可能です)

 ▼【ベネッセハウス ホテル パーク】の1泊1室料金(税・サービス料込)▼

タイプ面積通常シーズンハイシーズン
1名2名3名4名1名2名3名4名
ツイン28u\27,720\31,185--\30,030\33,495--
ダブル28u\27,720\31,185--\30,030\33,495--
デラックスツイン28u\31,185\34,650--\33,495\36,960--
デラックスダブル28u\31,185\34,650--\33,495\36,960--
スイート57u\45,045\48,510\57,750-\48,510\54,285\63,525-

※ハイシーズン料金適用期間は、祝休前日、ゴールデンウィーク、7/20-8/30、年末年始です。

 ▼【ベネッセハウス ホテル パーク】内の展示作品▼

アーティスト名作品名制作年※1※2
トーマス・ルフ『基層 26 U』2005-
アントニー・ゴームリー『サブリメイトW』2004-
杉本博司『カボット・ストリート・シネマ・マサチューセッツ』1978-
杉本博司『カリブ海、ジャマイカ』1980-
トーマス・シュトゥールト『パラダイス36、ニュー・スミュルナ・ビーチ、フロリダ』2007-
トーマス・シュトゥールト『フィレンツェ、オーディエンス8(アカデミア)』2004-
安藤忠雄『ベネッセハウスパーク ドローイング』--
ジョージ・リッキー『ベリスタイルX』1963-95-
須田悦弘『バラ』2006-
ミケランジェロ・ビストレット『フレスコ画5(オレンジ)』1998--
ミケランジェロ・ビストレット『フレスコ画5(青)』1998--
ダン・グラハム『平面によって分割された円筒』1995-
テレジータ・フェルナンデス『ブラインド・ブルー・ランドスケープ』2009-
杉本博司『光の棺』2009
杉本博司『松林図』2001-
杉本博司『ワールド・トレード・センター』1997-
杉本博司『光の教会』1997-
杉本博司『チャペル・オブ・ノートルダム・デュ・オー』1998-
杉本博司『セント・ベネディクト・チャペル』2000-
杉本博司『イギリス海峡、ウェストン・クリフ(バルケットエディション)』1994-
杉本博司『イオニア海、サンタ・チェザーレア(バルケットエディション)』1990-
杉本博司『苔の観念』2009
杉本博司『観念の形003オンドュロイド:平均曲率が0でない定数となる回転面』2005-

※1:☆サイトスペシフィック・ワーク
※2:○ベネッセハウスに宿泊した人のみ鑑賞可能

 ベネッセハウスホテルパークは比較的低価格帯のプランなので、若い夫婦やカップルにはとってもおススメです。ちなみに、ベネッセハウスに大人2人で宿泊しようとすると、パーク棟のツインorダブルが一番安いプランになります。各部屋にもベネッセ収蔵のアート作品が展示されてますが、どの部屋にどの作品があるのかは行ってからのお楽しみです。

 ●ホテルスタッフによるギャラリーツアー(ベネッセハウス宿泊者用)
        毎 日   17:00-17:45

 ●美術館スタッフによるギャラリーツアー(一般鑑賞客用)
        金曜日   10:00-10:40 ⇒ この回のみ一部屋外作品も
        土曜日   12:00-12:30
        日曜日   12:00-12:30
        祝祭日   12:00-12:30
         ※祝日が金曜日の場合10:00-のギャラリーツアーのみ
         ※開始時間までにベネッセハウスミュージアムフロント前に集合してください

 ●ベネッセハウスパークアートツアー(ベネッセハウス宿泊者限定)
        毎 日   09:00-09:30(予約制)
              19:30-20:00(予約不要)
        料 金   無料(ベネッセハウス宿泊者に限る)
        内 容   スタッフがパーク棟の共有スペースの作品および建築を解説するツアー
         ※開始時間までにベネッセハウスパーク前に集合してください

 ●蔡國強「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」作品体験
       ※ベネッセハウスに宿泊の方に限り入浴を体験できます(事前予約制)
        体験曜日 : 水曜日、金曜日、日曜日
        体験時間 : 16:00-17:00(各1回のみ)
        体験料金 : 1名につき1,000円
        定員人数 : 6名様まで
        予約電話 : 087-892-3223(9:00〜20:00)
         ※体験するときの注意点としては水着着用、水着持参を厳守してください
         ※宿泊者限定プロジェクトですのでバスタオル・履物は部屋にあります
         ※露天風呂という文化のない国の人にとっては開放的かつ刺激的で大好評